類似の単語または同義語 hardware

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類義語または同義語 hardware

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Hardware Abstraction Layer Hardware Abstraction Layer (HAL、ハードウェア抽象化レイヤー) とは、コンピュータのハードウェアとそのコンピュータ上で動作するソフトウェアの間に存在する、ソフトウェアで実装した抽象化レイヤーである。オペレーティングシステム (OS) のカーネルからハードウェア毎に異なる差異を隠蔽する機能を持ち、それによってカーネルコードは異なるハードウェアのシステム上で動作してもほとんど変更する必要がなくなる。PCにおいては、HALは基本的にマザーボード用ドライバの形態をとり、上位のプログラムがハードウェアに直接アクセスする下位のコンポーネントに指示できるようにする。
Hardware Abstraction Layer 多数存在するCPUアーキテクチャ毎の動作の違いなどがあっても、適切に設計されたHALを用意すれば動作できる。そのため、システムを開発するときにハードウェアの差異を意識することなく設計できる。これらはNTベースのOSで用いられる技術である。NTベースのOSには、カーネル空間にHALがあり、カーネルやドライバや実行サービスとハードウェアの仲介をする。これにより、Windows NT のカーネルモードのコードは各種の異なるメモリ管理ユニットのアーキテクチャのプロセッサに移植でき、各種I/Oバスアーキテクチャのシステムに移植できるようになっている。コードの大部分はそれらシステム上で、単にその命令セットアーキテクチャにコンパイルするだけでソースコードを修正することなく実行することができる。例えば、SGIの Intel x86 ベースのワークステーションはIBM PC 互換ではないが、HALのおかげで NT を実行することができた。
Hardware Abstraction Layer HALが定義されたOSは各種ハードウェアに容易に移植可能である。これは非常に様々なプラットフォーム上で動作することを要求される組み込みシステムでは特に重要である。
Hardware Abstraction Layer Windows向けのリアルタイム3次元コンピュータグラフィックスAPIであるDirect3Dにおいても、ビデオカードなどのグラフィックスハードウェアを抽象化するためのHALデバイスが用意されている。ベンダー間の差異を吸収する層であるHALデバイスを利用することにより、ベンダー共通のDirect3D APIを用いてハードウェアの機能にアクセスできる。
Hardware Abstraction Layer なお、DirectDrawにはドライバーをユーザーモードでエミュレーションするためのHardware Emulation Layer (HEL) が用意されていた。