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類義語または同義語 ミズカビ

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ミズカビ 生卵器ははじめ、菌糸の横枝として出て、先が丸く膨らむ。その内部は多核で、それをかこんで内部の原形質が分かれて数個の配偶細胞となる。配偶細胞の数はさまざまで、一個しか形成しないものもあれば、最大は30個に達するものもある。他方、その表面に周囲から細長い菌糸が伸び、その先端は生卵器の壁を貫いて侵入し、配偶細胞と接合する。この菌糸が造精器と言われる。造精器は同一の菌糸から出るもの、別の菌糸から出るものがあり、また、生卵器の基部から伸びるものもある。
ミズカビ ミズカビとは、水中生活をするカビ的な生物である卵菌類のミズカビ属 ("Saprolegnia") の生物、あるいはそれに似た姿を持つものをまとめてこう呼ぶ。しかし、水中性のカビ状の生物、という把握もあり得るので、まずこの区別から始める。その後に卵菌類のミズカビ科のものについて説明する。
ミズカビ 有性生殖は、普通は無性生殖に次いで始まる。水中の菌糸の基部に近い部分に雌雄の配偶子のうが形成される。配偶子のうは明瞭に二形に別れ、大きく丸い方は内部に球形の配偶細胞が作られる。これが受精するとを卵胞子と言い、その元になる膨らみそのものは生卵器と言う。
ミズカビ 受精が行われると、配偶細胞は卵胞子となり、ほぼ球形で、厚い壁を持ち、内部に油滴を含む。普通は褐色に色づく。生卵器の壁は透明になり、まるでガラスの壷にビー玉を入れたようになる。生卵器の内部の、卵胞子の外側に細胞質が残らないのは卵菌のほかのグループとの相違点である。
ミズカビ ミズカビは、水中の有機物塊に菌糸を伸ばし、それを分解吸収して生育する生物で、その体は管状の構造からなる。菌糸体は、非常に太い菌糸からなり、ほぼ肉眼で見分けがつく程度の太さがある。菌糸にはほとんど隔壁がなく、多核体である。有機物の中に枝分かれして入り込み、水中にはあまり枝分かれしないで真っすぐに菌糸を伸ばすので、有機物塊を中心にした綿毛の塊のような姿となる。菌糸の中央には大きな液胞があり、原形質は周辺による。